こんにちは!千葉市若葉区千城台の学習塾、エース進学塾 塾長の仲田です。
3週間後には修了式です。通知表が渡されますね。
今日は、通知表を見るうえで重要なポイントをお伝えします。
評定合計を計算しよう
通知表が返却されてまず最初にやるべきことは、「評定の合計」を計算することです(評定=通知表の数字)
中学3年間の評定の合計は、高校入試において非常に重要です。千葉県の公立高校では、内申点(評定の合計)が合否に大きく影響します。
学力検査 + 評定合計 + 加点 + 学校設定検査
千葉県公立高校入試は、↑の計算式でのバトルです。大切なのが、すべての項目がたし算になっていることです。
学力検査の1点も、通知表の1点も、同じ扱いです。
中1・中2のうちから評定を上げることで、入試のバトルが楽になります。
評定の目安(千葉県公立高校)
評定合計(1年分の合計) | 目安となる高校 |
---|---|
40 | 市立千葉高校レベル |
36 | 検見川高校レベル |
32 | 千城台高校レベル |
29 | 四街道北高校レベル |
評定の合計を出す際に使うのは『学年』の数字です。『前期』『後期』は無視して構いません。
上の表はあくまで目安です。高校によっては学力検査や学校設定検査の得点が重視されることもあります。バランスよく対策を進めましょう。
評定の内訳を確認する
通知表の評定は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で評価されています。どの項目が高く、どの項目が低いのかをしっかり確認しましょう。
- 知識・技能が低い場合
→ 基礎学力の定着が不十分な可能性あり。定期テストや小テストの復習を重点的に。
- 思考・判断・表現が低い場合
→ 記述問題や応用問題に課題があるかも。解答の仕方を工夫してみよう。
- 主体的に学習に取り組む態度が低い場合
→ 授業態度や提出物が評価に影響している可能性あり。授業中の発言やノートの取り方を改善しよう。
定期テストの点と評定のギャップを確認する
定期テストで高得点を取っているのに評定が思ったほど良くない場合は、学校の先生にその理由を聞くのも大切です。考えられる原因として、以下のようなものがあります。
- 提出物が未提出または不十分
- 授業態度が評価に影響している
- 実技教科では実技試験の成績が大きく影響する
先生に直接聞くことで、次回の通知表で評定を上げるための具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。
春休みにやるべきこと
もし今回の通知表で評定が低かった科目があれば、春休みの間に復習をしましょう。
特に、主要5教科(英語・数学・国語・理科・社会)は次年度の学習にも直結するので、苦手な単元を克服することが重要です。
- 数学:計算問題や文章題の解き直し
- 英語:単語・文法の復習、長文読解の練習
- 国語:漢字・文法の確認、記述問題の練習
- 理科・社会:用語や概念の整理、教科書の読み直し
この春休みを有効に使い、次の学年で良いスタートが切れるように準備しましょう!
通知表を正しく見ることで、お子さんに必要なことが見えてきます。
通知表についてアドバイスが欲しい場合は、エース進学塾にお声がけください。
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