冬休みに勉強しない子はどうすればいい?①

こんにちは!千葉市若葉区千城台の学習塾、エース進学塾 塾長の仲田です。

この時期にお問い合わせくださる方々からよくご相談いただくのが、

「うちの子、長い休みに勉強しないんですが、どうすればいいですか?」
「冬休みにはどんな勉強をすればいいですか?」

ということです。

夏休みとちがって、冬休みは短いです。しかも年末年始のあわただしい時期をはさみます。大掃除や買い出しなど、おうちの方が忙しく動いている間、お子さんには勉強していてほしい。でも、なかなか机に向かってくれない・・・そんなご家庭も多いでしょう。

そんな場合は、2つのポイントを押さえることで、お子さんが勉強に向き合ってくれるようになります。

今日は1つだけポイントをお伝えします。

ポイントの1つめは

『集中する時間を短くする』

ことです。

「長時間勉強させるのが良いのでは?」と思うのではないでしょうか。お子さんが机に向かっても、ダラダラ勉強していては意味がありません。短時間集中して、トータルでは長時間勉強するのです。

長い時間勉強しなければいけないと思うから、やる前から嫌気がさしてしまうお子さんもいます。「2時間勉強しよう」と言うよりも「25分を4回勉強しよう」と言って勉強の約束をする方が抵抗感なく取り組んでくれます。

冬休みが始まる前に、お子さんと次の約束をしてください。

1日25分×○回の時間ダイニングでスマホをおうちの方に預けて、勉強する」

勉強時間はあらかじめ決めておきます。
目安は小学1~3年生は25分、小学4~6年生は1時間、中学1・2年生は3時間です。中学1・2年生は、午前中に1時間、午後に2時間と分けるのがおすすめです。

勉強場所は、ダイニング一択です。テレビやタブレットがなければ、リビングでも構いません。おうちの方の目が届くようにします。

スマホはおうちの方が預かります。集中しているつもりでも、通知がくると気が散ります。

勉強時間中は『ポモドーロ法』を活用します。

ポモドーロ法とは、25分勉強→5分休憩→25分勉強→5分休憩→・・・と続けていく方法です。

25分で勉強時間を切ると、集中力が続きやすいです。また「この時間内にこのページまで終わらせたい」という気持ちがはたらくため、内容が濃い勉強になります。

5分間の休憩時には、スマホはいじらせません。スマホがなければ過ごせない子どもが多いです。他の方法で休憩しましょう。

時間をはかるのにもスマホは使わず、キッチンタイマーを使います。100均でお子さん用のタイマーを一つ買いましょう。キッチンタイマーは、集中して効率よく勉強するのに必須アイテムです。

この約束を守って勉強すれば、3時間の学習も無理なく集中してできるようになります。ぜひ試してみてください。

2つめのポイントは後日お伝えします。お楽しみに!

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